関西みらい銀行で働く社員がどのような想いを持ちながら、様々な経験のなかでお客さまのために働いてきたのか。
3名のキャリアモデルを通して、関西みらい銀行でのキャリア形成について紹介します。
-
CAREER MODEL.01
八尾支店
吉富 大輔
Daisuke Yoshitomi
2017年入社
-
CAREER MODEL.02
山本支店
甲田 幸恵
Yukie Koda
2002年入社
-
CAREER MODEL.03
法人業務部
江口 駿哉
Shunya Eguchi
2015年入社

入社1年目
2017 ~ 2020
1年目は東大阪中央支店のお客さまサービス課に配属され、預金業務やビジネスマナーについて学びました。一度、お客さまの質問に対し自分勝手な判断で回答してしまったことがあり、それ以来、ルールの確認と検証の徹底を自分への戒めとしています。3年目には、個人営業担当として営業デビューしました。特に印象に残っているのは、すでにご主人さまと死別されていた、高齢の女性のお客さまです。お子さまもいらっしゃらなかったため、法定相続人ではない親族に財産を遺すための遺言信託を任せてもらうことになりました。金融機関として、公正証書遺言の作成サポートから保管・執行までを行えるのは、関西みらい銀行の特長のひとつです。お客さまに感謝していただき、当社にしかできないソリューション提案ができたと感じた瞬間でした。最後に公証役場での手続きを終え、お客さまをお送りした後に、同行していた上司に労いで少し高めのランチをご馳走してもらったのもいい思い出です。
入社5年目
2021 ~ 2022
取引先である大阪市内の民間企業に、2年間の期限付きで出向することになりました。受入側の企業も初の試みで、お互い手探り状態のなか始まりましたが、挨拶まわりで当時90歳だった会長のもとを訪れた際、いきなり「銀行員なんか役に立つのか!」と、話されていたのを覚えています。出向にもさまざまな種類があり、今回は取引先の危機を救うためなどではなく、若手銀行員の育成を目的の一つとしたものだったので、期待されていなかったのも仕方のないことでしょう。決算書は読めるけど、会計処理ができるわけではない。稟議書は書けるけど、事業計画を一から立てられるわけではない。銀行の外で働いてみて、自分の未熟さを痛感しました。それでも真摯に仕事と向き合い、関連会社同士の合併やM&Aによる企業買収、アメリカの不動産購入などを経験。濃密な2年間を過ごすことができ、大きく成長することができました。


入社7年目
2023 ~ 現在
帰任直後は2年間のブランクに苦しみました。ちょうど合併のタイミングで、金融商品や社内のシステムが大きく改定されていたのです。再び新入社員に戻った気持ちでした。しかし年次は7年目。もう若手社員ではなく中堅社員であり、責任のある仕事をどんどん任されました。キャパオーバーにならないよう私が心がけていたのは、まず担当する業務の全体像を把握し、重要性と緊急性でカテゴリ分けしたうえで、ひとつずつ着実に終わらせていくことです。そのおかげもあり、すぐに感覚を取り戻し、半年後には徐々に成果もついてくるようになりました。そして、2024年7月には支店長代理に昇格。現在はプレイングマネージャーとして、さまざまな案件に取り組んでいます。お客さまが新社屋を建築する際に地元の建設会社を紹介するなど、ビジネスマッチングにも力を入れています。
FUTURE GOAL
今後の目標
中小企業の後継者不足は喫緊の課題です。事業承継やM&Aなど、お客さまに寄り添った提案をしていきたいと思います。また今後、不動産投資はますます活況になることが予想されます。関西みらい銀行という看板に頼るのではなく、個人としての付加価値をさらに高めるためにも、宅地建物取引士の資格取得に挑戦します。