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【洋服の収納】おしゃれにすっきり見せるアイデア&おすすめアイテム

2024.03.07最終更新

【洋服の収納】おしゃれにすっきり見せるアイデア&おすすめアイテム

「洋服があふれている状態を何とかしたい」「子ども部屋の洋服がうまく片付くアイデアを知りたい」など洋服の収納に関する悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。クローゼットやタンスが服であふれていても、流行のファッションは欲しくなるし、子どもの成長に応じて服は増える一方です。
この記事では、洋服をすっきり収納するために必要な事前準備や、収納方法のアイデア、便利なアイテムを紹介します。一人暮らしやご家族と同居など暮らし方はさまざまなので、自分に合った収納方法を見つけてすっきりとした暮らしの第一歩としてお役立てください。

収納する服は何枚ある?
現状把握のための
事前準備が大切

あふれる洋服をすっきり片付けるためにはまず自分がどれだけ洋服を持っているのか、現状把握をすることが大切です。お子さまが小学生以上なら持っている服の把握や整理を一緒にするのもおすすめです。事前準備の3つのステップを以下に紹介するので参考にしてください。

持っている服の把握・整理をしよう!

現状を把握するためには冬のコートやマフラー、帽子などの小物も含めいったん自分が持っている洋服類を全部取り出して並べてみましょう。その上でよく着る服、あまり着ない服を仕分けしていきます。

何年も着ていない服、毛玉ができているセーター、流行遅れのアイテムなどは思い切って処分して手持ちの服を減らします。まだキレイな状態で処分するのがもったいないものは、古着回収やリサイクルショップなどに持ち込んでもいいですね。そうやって整理した後の服がどれくらいの量になるかをまず把握してください。

今後のためにも日頃から洋服整理のマイルールを作成しておくと判断に迷いません。例えば、2年間着なかった服は処分する、新しい服を買ったら1枚古着回収に出すなど自分に合った方法を考えましょう。

収納場所をどこにするかイメージしよう!

持っている洋服の量を把握したら収納場所をどこにするのかイメージします。今あるクローゼットで足りるのか、クローゼットの下段に衣装ケースや収納ボックスを新たに設置するのか、または新しくタンスを買うのか。この後に紹介する収納方法を参考にして具体的に考えてみてください。

収納場所の採寸をしよう!

収納場所に置くタンスや収納ツールを買い足す必要があるときは、「縦×横×高さ」をしっかり測っておくことが重要です。適当なサイズのものを買うと、デッドスペースが生まれたり、スペースからはみ出して扉が閉まらなかったりします。

収納方法はいろいろ!
あなたの好みは隠す収納?
見せる収納?

洋服の収納方法には、いくつか種類があります。クローゼットやタンスに入れる「隠す収納」、オープンラックなどに洋服を並べる「見せる収納」など好みに合わせて選んでもいいし、場所ごとに収納方法を変えてもいいですね。
「隠す収納」、「見せる収納」それぞれの収納方法を紹介します。

隠す収納
隠す収納

使いやすさを追求して、空間をいかに無駄なく区切れるかが大切です。クローゼットや押し入れなら、上段は使用頻度が低いもの、軽いものを収納します。出し入れしやすい中段部分は、よく着る洋服を吊るす収納ですっきりさせましょう。下段は衣装ケースを置いて頻繁に出し入れする下着、靴下など、あるいはジーンズや冬用のボトムスなど重いものを収納します。

クローゼットや押し入れに置く衣装ケースを買うときは、スペースに合ったサイズを選ぶことが何よりも重要です。事前準備でも紹介したようにクローゼットのサイズを必ず測ってから購入します。できるだけ無駄なく収まるケースを選べば、デッドスペースがなくなり収納量を増やせます。

クローゼットや押し入れの壁面を活用するのもいい方法です。フックや有孔ボードを設置し、帽子や小物を掛けられるようにすると便利で使い勝手が良くなります。

見せる収納
見せる収納

ショップ風のおしゃれな見た目にしたいときは、ハンガーラックやオープンラックを活用してあえて見せる収納にしても!ハンガーラックにはコート類やスーツ、上着、スカートなどを吊るします。オープンラックにはそれ以外のカットソーやセーター、デニムなどをキレイに畳んで並べます。

見せる収納で大切なのは、ハンガーラックやオープンラックの素材を部屋の雰囲気と合わせることです。木製にするのかスチール製にするのか、部屋の床や壁の色と統一感を持たせるのか、理想のイメージに合わせて選びましょう。

ネクタイや帽子、マフラーなどの小物類も専用ハンガーに吊るしてずらっと見せる方法もおすすめです。見せる収納はすっきりおしゃれな空間を保つために整理整頓のくせをつけやすい利点がある半面、忙しすぎてそこまで手が回らない方には不向きな方法かもしれません。

【収納アイデア別】
すっきり暮らすための
ポイント

ここまで紹介してきた収納方法を踏まえて、より具体的な収納のアイデアを紹介します。

収納スペースを新設しても!おすすめのアイテム

あふれる洋服をすっきり片付けるのに便利な収納ツールを紹介します。クローゼットや押し入れのデッドスペース解消にも役立ちます。

収納ボックス
収納ボックス

一般的な引き出し(チェスト)型のほか、オーソドックスな箱型(ふた付き、ふたなし)、ワゴン型、折り畳み型、ファスナー付きの布製ケース、バッグや帽子を入れる吊り下げ型などさまざまな種類があります。普段よく使うものは引き出し型に、冬のコートやスキーウェアなど衣替えで長期間使わない服はふた付きの箱型になど、用途ごとに使い勝手のいいツールを選ぶことが大切です。

ハンガーラック
ハンガーラック

洋服をハンガーに掛けたまま収納できるツールです。見せる収納を目指す方は、ツールの素材や色にもこだわって選びましょう。隠す収納派の方も、クローゼットのハンガーバーでは足りない場合はハンガーラックを活用するといいですよ。ハンガーの種類を統一したり、掛ける洋服の丈や色に統一感を持たせたりすると、すっきりおしゃれに演出できます。

ユニットシェルフ
ユニットシェルフ

棚板に物を載せられる収納家具で用途や好みによって自由にカスタマイズできます。洋服収納に使う場合はショップ風に服を畳んで種類ごとに並べてもいいですし、棚に箱型の収納ボックスを並べてそのなかに服を収納する方法もおすすめです。

突っ張り式ハンガーラックや棚

収納スペースがあまりない場合は、突っ張り式のハンガーラックや棚を新設すると便利です。玄関に設置してコート類や帽子、マフラーなどの小物を置けば使い勝手も良くなります。

おしゃれに見せるためのポイント

例えば、ハンガーラックを置くなら、掛ける洋服の色や丈をちょっと工夫するだけでも違って見えます。モノトーンの服をまとめたり洋服の丈別にそろえたりすると統一感が生まれます。また、ハンガーラックの素材を部屋の雰囲気に合わせて選び、使用するハンガーも同じ素材でそろえるとおしゃれ度がぐんとアップします。

隠す収納派の方も収納ボックスを選ぶときに同じ素材、色、サイズでそろえると開けたときも美しい収納になります。逆にメリハリを付けたいときは、素材や色が違うものをあえて選んでポップな感じに演出する方法もあります。

無駄を生まないためのポイント

普段よく着る衣類をタンスや収納ボックスに入れるときは、積み重ねるのではなく立てて収納すると洋服選びがスムーズになります。靴下やインナーなどは、小物入れ用のケースなどで引き出しのなかを仕切って無駄なスペースが生まれない工夫をしましょう。深いサイズの衣装ケースにはボトムスやセーターなどかさばるものを収納するのがおすすめです。

クローゼットのハンガーラックの下にはデッドスペースが生まれやすいので、下に引き出し型の収納ボックスを置くと空間を無駄なく活用できます。その際、複数の段が連なったタイプのものより、収納場所のサイズに合わせやすい一段タイプの収納ボックスのほうが便利です。ハンガーラックに掛ける洋服の丈はさまざまなので、複数段のものを入れるとコート類やボトムスが収納ボックスに引っかかってシワになる場合もあります。一段タイプのものなら洋服の丈に合わせて配置を調整できます。

また、押し入れやクローゼットに収納ボックスを入れるときはキャスター付きのもの、またはワゴンタイプを選ぶと取り出しやすく、掃除の際も苦労しません。

生活動線がスムーズになるポイント

洋服をすっきり片付けるためには、「使う場所の近くに置く」のがポイントです。

例えば、帽子やコートは玄関で身に付けるなら玄関ホールに、下着はお風呂上りに着替えるなら洗面所に置くようにすると導線がスムーズになるので整理整頓しやすくなります。

玄関や洗面所にスペースがあまりないときは、コンパクトなラックや突っ張り式ハンガーラックを設置したり収納かごを置いたり、工夫次第で生活しやすくなります。

子ども服の収納アイデア

自分で洋服の整理ができる年齢なのか、親の助けがまだ必要なのかによって、収納方法を変える必要があります。
赤ちゃん時代のベビー服はタンスを用意して一カ所にまとめるのもいい方法ですが、例えば、移動可能なワゴンタイプのものを用意してオムツや着替えも一緒に収納しておくと使い勝手が良く便利です。

収納場所は成長と共に見直すといいでしょう。赤ちゃん時代はリビングに、小学校入学前まではリビングか寝室に、小学生になったら子ども部屋にと、置き場所を変えることで整理がしやすくなります。

子ども部屋がない場合も、小学生以降は自分の場所を用意してあげるのがおすすめです。例えば、洋服やランドセル、学校の教材をまとめて収納できるラックを用意する方法もあります。部屋があっても普段よくいるリビングから離れた場所にある場合は、リビングの近くにラックを置いたり押し入れなどに子ども用のスペースを設けたりしてもいいでしょう。

自分で整理整頓できる年齢になったら、子どもと相談しながら一緒に収納方法を考えると、片付け方を学ぶ良い機会になります。その際、棚の高さを子どもの目線に合わせて設定したり、収納ボックスに「Tシャツ」「セーター」などラベリングして収納しやすくしたりする工夫も大切です。また、洋服の分量は収納スペースの7割程度に抑えておくと、子どもが自分で出し入れしやすくなります。

翌日の準備が楽しくなるようなおしゃれなポール型のハンガーなどを用意するのもいい方法です。ランドセルや授業に必要な小物類、翌日着る洋服が掛けられるようにしておくと事前準備の習慣化につながり、朝の準備がスムーズになります。

まとめ

洋服をすっきり片付けるためにはまず自分がどれだけ洋服を持っているのか現状把握をして、その上でどのような収納を目指すのか、具体的にイメージしてみることが大切です。現在の収納スペースを使うのか新たに収納スペースを設けるのかなど、手持ちの服の量に合わせて収納場所を考えることも必要です。
ここで紹介したすっきり暮らすための収納アイデアやすっきり暮らすためのポイントを参考にしてください。

また、お子さまの誕生や成長などで手狭になり、収納スペースや部屋数が足りなくなってきたと感じるなら、マイホーム購入を検討してもよいかもしれません。関西みらい銀行の住宅ローンは、おトクな金利、安心の疾病保障付き団体信用生命保険など数多くのメリットがあり、Web申込・店頭申込いずれにも対応しています。住宅ローンをご検討の方はお気軽にご相談ください。

執筆者

五賀雅子

車業界、教育・医療関連の業界新聞記者を経て、出版社&編集プロダクションにて書籍の編集や子育て情報誌、雑誌等の編集・制作を担当。現在はライターとして、金融や介護、家事、育児、医療、レジャーなど幅広い分野の記事制作に携わっている。

  • 関西みらい銀行が監修しています